食物繊維の基礎知識と食物繊維のレシピ

食物繊維とは?

 

食物繊維とは、人の消化酵素によって消化されない、食物の中に含まれている難消化成分の総称のことです。ダイエタリ―・ファイバーとも呼ばれていて、水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の二つに大きく分かれています。

 

水溶性食物繊維

水に溶ける特徴があります。繊維自体が水に溶けるので、食べ物の移動が緩やかになり、小腸での栄養吸収を和らげ、糖の吸収を遅くします。血糖値の急な上昇をおさえるので、高血圧を予防します。また、腸内環境も調えるので、便秘や、痔の予防にもいいです。水溶性食物繊維は、たくさん接種しすぎると、下痢をしたり、必要なミネラルも排出されるので、注意が必要です。

 

不溶性食物繊維

水に溶けないのが特徴です。水に溶けない分、たくさんの水を吸収して、数倍にも膨れます。満腹感もあるし、腸の動きを活発にするので、ダイエットや、便秘に効果があります。不溶性食物繊維をたくさん摂取しすぎると、下痢をしたり、必要なミネラルまで排出されるので注意が必要です。
食物繊維は働きが違うので、たくさんの種類の食物繊維を接種するのが効果的です。

 

食物繊維は、第六の栄養素として、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルに続く栄養素として、大変重視されています。また、大腸の機能は、食物繊維の存在を前提としたものであって、食物繊維が不足すると、大腸の機能不全につながることもあります。食物繊維を多く摂取する国は、大腸の病気が少ないといわれているほど食物繊維は重要な役割を果たしています。

 

食物繊維は、食事でも、サプリメントでも手軽にとることができます。いつもの食事にサラダをプラスしてみたり、少し心掛けて食物繊維をとり入れてみて下さいね。スイーツでも食物繊維がとれるので、手軽に取り入れることができます。

 


page top